有機にんじん

出荷時期

10月~12月

もしかすると1月、2月まで

特徴

グットファームでは、気温の下がる10月から12月にかけて出荷しています。

作物は寒さから身を守るため糖分を蓄えるので、

日を追うごとに甘みが増していきます。

私たちの畑がある山梨県北杜市は、雪が少なく

八ヶ岳おろしが吹く寒い所なので、甘みは特に強くなります。

 

葉はキアゲハの幼虫やヨトウムシ、

根はヨトウムシや野ネズミの大好物です。

野ネズミは人参の真下にトンネルを掘り、下から食べます。

ですから、抜いても抜いても“先が無い!”なんてことも。

酷いものは、中身をくり抜く様にすっかり食べられ、

ソフビの人形のようになってしまいます。

 

股根や割れて出荷できないハネ出しは、

もったいないお化け(近所のおばちゃん達)に狙われ、

みんなに大人気の冬にんじんです。

 

写真は洗ってありますが、洗わずに出荷します。

洗うと無くなってしまう“薄い皮”がちゃんと残っています。

香りもとても良いです。

おすすめレシピ

【にんじんバター】

にんじんは皮つきのまま丸ごと、やわらかくなるまで弱火でゆでます。

ゆでたてを塩とこしょう、バターで食べます。

 

【にんじん・ブロッコリー・挽肉のトリプルだしの炒めもの】

挽肉をゴマ油で炒め、火が通ったら、薄く切った人参、

小房に分けたブロッコリーを投入します。

塩・胡椒して、お好みの固さの少し手前で火を弱め、

合わせ調味料(酒・おろし生姜・おろしニンニク・かつおだし・

塩麹・オイスターソース・醤油)を全体に馴染ませたら、

フタをして5分程待ちます。

じんわりと美味しさ広がる野菜炒めの完成です。

きのこ類やゴマを入れるとさらにグレードアップ!

 

【にんじんしりしり】

しりしり器(沖縄の郷土料理で使う野菜スライサー)で

にんじんをしりしり(沖縄の方言で千切りの意味)して、

塩・胡椒・ワインビネガー・粉チーズ・オリーブオイルで和えるだけ。

少しおいて食べれば、味が馴染んで止まらない美味しさに。