有機栽培に適した風土
有機栽培で苦労するのが野菜を食べる害虫の存在と病気です。昼と夜の気温差が激しさ、氷点下10度程まで下がる冬の厳しさは、害虫の大量発生を抑えます。また、日照時間がとても長く雨の少ない乾燥した気候は病気の蔓延を防ぎます。そして、八ヶ岳、南アルプスからの質の良い豊かな水はおいしい野菜が育ちます。
新規就農者が多い地域
都心から中央道で2時間ほどと交通の便がよく、県外からの新規就農者が多い地域です。農薬や化学肥料を使わない環境に配慮した農業が活発に行われています。若い生産者が多いのも特徴です。清里、小淵沢はゴールデンウィークや夏休みには観光客で賑わう地域。おしゃれなレストランやカフェもあり癒しの場所となっています。
自然に囲まれた美しい景観
メンバーの畑は八ヶ岳の南麓、標高600ｍ〜900ｍの地域にあります。富士山、南アルプス、八ヶ岳、瑞牆山に囲まれています。冬から春先は“八ヶ岳おろし”と言われる強い風が吹き、新緑の頃と秋の紅葉は特に美しく畑で作業しながら見とれてしまいます。桜も、標高差があるので長い間楽しめます。夏の暑さは厳しいですが、夕方には涼しい風が吹いてきます。