堀勝

自己紹介

2004年に山梨に移住し、農業を始める。景色がよくて、空気も野菜もおいしい。忙しくても充実した毎日です。共に働く妻は、“早起き・虫・雨・寒さ・泥ドロ”が今も苦手。ケンカしながらも仲良く野菜を作っています。

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農業を始めたきっかけ

子供の頃、身近に小さな自然や里山があり虫採りやザリガニ釣りに夢中になりました。その頃から “自然が相手の仕事をしたい”という思いを漠然と持つようになります。そして30代半ばになり、「このまま会社勤めでいいのか?」と考えるようになった時、農業人フェアの存在を知りました。山梨県のブースに寄ったことで後日、研修先の農家が見つかったため思い切って移住を決意。そして希望の八ヶ岳での就農が本当に叶えられました。

栽培への思い

最近まで、「好きなことで食えれば満足」と考えていました。しかし、このところ野菜作りに対する思いが少し変わりました。私には80歳近い母がいますが、数年前から糖尿を患い、不自由な食生活をしています。その母が、私の送った野菜でスープを作り、血糖値が大幅に下がったと言うのです。「間違いなくあなたの野菜のおかげだ」と言い、電話の声にも張りが出てきました。そんな出来事が、気持ちを新たにしてくれました。

おすすめの野菜

好きな野菜は、ナスとネギです。お正月に食べる八ツ頭も大好物です。味噌炒めや韓国風の和え物にする四葉(すうよう)きゅうりもいいですね。つまみにもおかずにもなります。二日目は味が浸みて、さらに美味しくなります。ブロッコリーのビネガー炒めも味わい深い。人参のキンピラは、食べ過ぎていつも苦しくなります。最近のヒットメニューは甘長唐辛子の煮浸し。長く切ったのをトゥルンと吸い込むと、何とも言えない食感。快感です。