啓蟄の頃

本日、3月5日は啓蟄(けいちつ)です。

陰暦の二十四節気の一つで、“冬籠りしていた虫が地中から這い出してくる頃” とあります。

会社員だった時は、全く気にしていなかった暦ですが、農業を始めてからは “なるほど” と思うことがいくつかあります。

まずは、この頃になると必ず一段階暖かくなったと感じるようになります。

日中は上着が要らない日も。

また、本当に虫が出てきます。

ナナホシテントウをよく目にするようになります。

刈り残したペンペン草には、いつの間にかアブラムシが…

それから、じいちゃんばあちゃんも散歩に出てきます。

急に人気が増えるので、もしやと確認すると啓蟄です。

寒がりの妻もようやく畑に出てきます。

堆肥まきや畑の耕起など農作業が忙しくなります。

南アルプスが綺麗です。

花粉も全開になります。昨日、今日と相当飛んでいるようです。

目の前の山に杉や檜が生えているのでダイレクトに来ます。

それでも “ようやく始まる!” とワクワクする季節です。(ホ)